以前、集中講座で受講生さんにちょっと辛い症状が現れたことがありました。
発汗、頭痛、吐き気が少し。。。。と
今までの食生活から急にローフードに変えた場合、このようになる方がいらっしゃいます。
ちょっとローフードの割合を減らして、温野菜や消化の良い食べ物にしてもらい、リラックスして過ごしてもらうことにしました。
2、3日で落ち着いてくることが多いですが、よっぽどひどいと思われる場合はやはり専門のお医者様に見てもらうのが一番かと思います。
これはよく聞くはなしで、私もありました。
他にもいろいろな症状がでたりします。
イライラや眠気なども。
体に現れる症状はローフードマイスター2級講座でも学びますが、詳しいことはローフードマイスター1級の講座で学びます。
よく言われる好転反応。
好転反応とは根拠のないものなので、これを謳うと薬事法違反との記載も見かけます。
あんまり気軽に言ってはいけない言葉みたいですね。
カラダに良いことなんだけど、今までと違うことをすると体が「えっ、いつもと違うじゃない、何か起こったの?」と抵抗したり、「今までこんな反応なかったーーー!」とパニックになったり、といろんなことが起きますね
体の反応だけではなく、心にも反応したり、新たな自分を発見したりと多くのことに気が付けるチャンスであったりもします。
こういう反応は、私たちの日頃の生活でもよくあることですよね。
慣れない習慣は最初は「あー面倒」と思ってしまうことがあります。
もっと保守的になると最初から違うことをやりたくなかったりします。
これは人間の脳がそういう仕組みなので、誰でもなれないことはしたくないのです。
今の自分を変えるということは、いろんな意味で抵抗があるものです。
いろいろな症状がでて、辛いときは無理せずにちょっと肩の力を抜いて。
気負いしないで、ゆるゆるで
ローフードも最初から100%ローフードにしなきゃいけないわけではないし、50~80%ローフードが取れるといいね!という感じです。
決してストイックにならなくてよいのです。
そして私は何事もほどほどがいいと思います。
それだけーーーと一途になってしまうとなんでも後から厄介なことに。
一日一食ローフードからはじめてみる、その方が続くと思います。
ほら恋愛だって一途だとうまくいかないこと多くないですか?
逆に好きでもない人や思ってもない人から思われたりして、力が入ってないからそういう人との恋愛の方がうまくいったり、なんてことありますよね。
体にいいものでも、すべての人に合うかというと、そうとも言い切れないです。
世の中、そういうものが多くないですか?
野菜や果物にはたくさんのミネラルやビタミンが含まれています。
たんぱく質もミネラルやビタミンがないとうまく働いてくれません。
手軽のサプリメントで補うのではなく、新鮮な野菜や果物から、大地の恵を受け取ってくださいね。
また別の例です。
私もそうなんですが、ローフードを食べたときに時々食後に胃が痛くなります。
野菜や果物は消化が良いと思っているのに、胃が痛いのは不思議に思う人もいると思います。
消化器官が敏感な人が急にたくさんの食物繊維を摂ると対処しきれずにおなかが痛くなる場合があるのです。
ある受講生さんも1回目のレッスンの帰り道、ちょっと胃が痛かったとおっしゃってました。
以前別の受講生さんも同じようなことを言ってましたね。
そういった場合は、コールドプレスジュースやスムージーなど消化しやすい形で野菜や果物を取りようにするといいようです。
食物繊維は体に良いことがたくさんあるのですが、そうじゃない場合もあるのですね。
食物繊維を多く取ったら水分も多く取らないと便秘になりますよー
ローフードを取ることで食物から酵素が取れるので、ご自身の消化酵素がうまく働くようになると大量の食物繊維もうまく消化できるようになるのかもしれません。
焦らずに。。。
そして何ことにもよい部分もあればそうじゃない部分もあります。
この人にはいいけど、この人にはあまり合わない。
こういったことは必ずあることなので、
自分にあったもの、いいものは何か、常に自分の体の声を聞いてあげることは大事なんだと思います。
みなさん、いろいろな意味で自分の体の声を聴いてあげてください。
体の悲鳴を見て見ぬふりをしないで、サインを見逃さないように!